ご挨拶
母が残してくれた自宅を改装し、2013年10月に「ケアラーズカフェみちくさ亭」をオープンしました。東武野田線「逆井駅」からも遠く、田んぼに囲まれたへんぴな場所にありますが、あちこちから多くの方においでいただき、本当に楽しくやっています。

認知症でひとり暮らしをしていた母を介護して感じたのは『人生の最後まで住み慣れた地域で自分らしく過ごす』ことの難しさと、介護する者が孤立した状態に追い込まれている現実でした。そんな経験から、ケアラー(介護者)の心労や肉体的負担への支援の必要性を強く感じ、それが、介護者や地域の生活者が集える場所、息抜きする場所作り、「介護者支援の会 みちくさ」発足に繋がっていきました。

「介護サービスの基盤強化のための介護保険法等の一部を改正する法律」が平成23年6月に成立したのを受け、柏市では、『医療、介護、予防、住まい、生活支援サービスが一律的に提供される地域包括ケアシステム』の実現に向けて、地域、介護、医療の連携を図り「住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生最後まで続ける」ことを提唱しています。
また、その人らしい暮らしを支えるための一番の理解者である家族に対して、柏市いきいきプラン21の基礎調査では、「介護をするうえで困っていることがあるか」を調べた結果、精神的負担や肉体的負担を感じている方が多いことがわかり、家族介護者への負担の軽減や仕事と介護の両立できる支援が課題であると感じております。

これらの支援には多くの理解者が必要と感じております。
今、介護者支援の会 みちくさに関わっているメンバーは12名となりました。
母の住んでいた藤心には遠距離介護に通っていたので、地域に知り合いはおりませんでした。そのため、知り合いで結成した会ではなく、介護者支援に共感してくれた方々が徐々に集まってきてくれたのです。
介護者支援は柏市では初めての活動で手探り状態にも関わらず、たくさんのスタッフに恵まれました。看取りをしたケアラー、また現在介護中のケアラー、ケアワーカー、元ケアラーの保健師さん、介護に関心のある方、またタッチケアでケアラーさんを支えたいというメンバーが知恵と工夫をしてくれるおかげで、徐々に活動が広がってきています。
改めて人と人とのつながりが持てることで『人生の最後まで住み慣れた地域で自分らしく過ごす』事を可能にできると確信し、ますます人の輪つくりのネットワークを広めていきたいと思っております。

私たちの活動は、まだ始まったばかりです。
知名度もまだ低いです。物心両面で協力いただける方も探しています。
私たちの活動に賛同いただき、末永くご支援いただけますようお願いいたします。

介護者支援の会 みちくさ 代表 布川 佐登美
活動の内容
♠ケアラーズカフェ&コミュニティカフェ
毎週火曜日・水曜日・木曜日11:00~17:00
ケアラーに限らず、地域の誰もがいきぬきやおしゃべりする居場所として、また食事処に利用していただいています。

♥介護者(ケアラーズ)おしゃべり会
毎月第2土曜日13:30~15:30
介護中の方や介護を終えた方、同じ立場同士の介護者のおしゃべり会
とことん話せる場、体験や困っていることを話し合い中から共感し合う仲間を作っていただいたり、疑問点や問題点を整理する場としても機能していきます。

♣ワークショップ
毎月第3月曜日13:30~15:30
介護をしている人もされている人も、地域の人と共通のテーマで楽しみを体験したり、学びを体験する場です。『心身ともに健康的になってほしい』との願いを込めています。介護に関する講習や勉強会も行っていきます。

♦いきいき元気くらぶ
毎月第1・2火曜日14:30~16:10
ご高齢の皆さんがいつまでも「自宅で元気に生活できる」ために楽しく健康づくりをしましょう!!
外出、話す機会が少なくなったと感じる方、できるだけ自立した生活を送りたいと思っている方が対象です。
津軽三味線と唄ったり、玄米が入った布ダンベル体操、作って食べよう等のプログラムを用意しています。